2018年
金門島と同じく中華民国ではあるけど台湾ではないところです。
いくつかの島から成り立っており、大きな島を中心にして南竿、北竿、東引、莒光の4つの地域に分かれています。南竿と北竿にはそれぞれに空港があります。
行政区としては福建省連江県に属しており、南竿の介寿村に中華民国の連江県政府が置かれています。なお、大陸側には中華人民共和国の連江県政府がちゃんとあるので、2つの連江県政府があることになります。
北竿空港。
元々は台北の松山空港から南竿空港へ行く予定でしたが、強風のため運行停止となり、北竿空港行きに変更してもらいました。
空港のすぐ前にある北竿バス停。ここからバスに乗って港へ行きました。
北竿港。白沙村にあるので、白沙港とも呼ばれています。
南竿行きの船があるほか、中華人民共和国の連江県黄岐行きの船もあります。ただし、黄岐行きの船には外国人は乗ることができません。
港近くの民家。斜めに組まれたレンガは福建省の海岸部でよく見られます。
南竿港に到着。福澳村にあるので、福澳港とも呼ばれています。
また、ここには福澳村唯一のセブンイレブンがあります。
南竿港の建物。北竿・東引・莒光の馬祖各地への船、台湾基隆への船のほか、中華人民共和国の福州市馬尾区行きの船もあります。
宿は福澳村にあるこの蓮園民宿を予約していました。しかし、この蓮園民宿は馬祖村にもあり、予約サイトの住所も間違えており、宿にたどり着くまでにものすごく時間がかかってしまいました。
部屋の割には宿泊料は高いですが、おばちゃんは愛想よく、朝ご飯は無料だったので、まあ良しとしておきます。
宿からの景色。港が見えます。左のほうへ行けばスターバックスがあり、福澳のバス停があります。
南竿空港。ここから台中へ行きました。もちろん台北松山空港への便もあります。
本来は船に乗って福州へ渡る予定でしたが、強風のため二日連続欠航となり諦めました。
こちらも馬祖名物らしい老酒麺線。最終日のお昼前に宿のおばちゃんがご馳走してくれました。
馬祖の各地でインスタント麺も販売されています。馬祖の製造ではないですが。
○介寿村
ここに連江県政府があり、南竿空港も近いです。南竿のバスもここを起点に山路線と海路線が出ています。ちなみに馬祖のバスでは悠遊カード(台湾の交通カード)も使えるので便利です。
○馬祖民俗文物館
○馬祖村(馬港)
海路線・山路線ともに、いくつかのバスの終着点がこの馬港となっています。
馬港天后宮。馬祖の名称の由来である媽祖を祀っています。
○勝利堡
馬祖には金門島と同じく戦争関係の遺構がたくさん残っており、ここはその一部。内部ではそれ関連の展示があります。
○枕戈待旦
福澳港から見えます。近くへは行っていないけどかなり大きそう。
○八八坑道
元々は戦争で使われていた坑道ですが、現在は酒蔵として使われているそう。中を見るには酒造会社に連絡しなければいけないらしいです。自分は外から見ただけです。
