再びチベットを目指す編

無職長期旅行その4 第9章


54日目 西寧に到着

 7時の西寧行きのバスに乗るため、朝5時半に起きる。シャワーを浴びて準備して、6時半ごろチェックアウト。バスのチケットを買って、バスに乗り込む。朝ご飯を食べる時間がなかったが、前日にお菓子をたくさん買い込んでいて良かった。
 峠を越え、13時半ごろ西寧に到着。バスでユースホステルまで行って、チェックイン。その後、その下にあった台湾人経営の飯屋で御飯を食べる。
 そして、公安へ行き、ノービザからのビザ延長について聞く。宿に戻り必要な書類をそろえて、再度公安へ行き申請する。
 その後、駅に行って、チベット行きの切符を買うことにする。行き先を告げ、お金を払おうとした時、別の駅員が自分が外国人と気づいたらしく、「進蔵証は持っているか」と聞かれる。もちろん持っていないので、その場はあきらめる。明日、ヒゲを剃って再挑戦しよう。
 宿の近くに戻ると、ケンタッキーがあることに気づく。さっきの昼御飯はあまり量がなかったので、ケンタッキーで食べることにする。しかし、作ってから時間が経ってるからか、あまり美味しくない。
 宿に戻り、部屋で日記を書いたりする。すると、同じ部屋にすでにチェックインしていた中国人が帰ってくる。まだ大学生らしい。
 しばらくして、買い物に行くため下に下りる。その際、チベットに行きたいことを宿のオーナーに言うと、最近、日本人がチベット行きの切符を持って駅に行ったが、身分証のチェックがあり列車に乗れなかったらしい。どうしようかな。
 買い物に行ってから、インターネットする。すると、「成都からゴルムドまでの切符を買って、列車の中でラサに変更してラサに行った」という情報があった。それを挑戦してみよう。

  都市別の情報はこちら 「西寧


55日目 ヒゲを剃る

 朝9時ごろに起きる。体調はずいぶん良くなった。
 10時ごろ出発して、近くの市内切符売り場に行ってみる。しかし、そこでは西寧発の切符しか売っていないようだった。西寧発のラサ行きは、前回失敗した蘭州発と隔日で交互に運転されている列車なので、同じように鉄道警察が回ってくる可能性があるので、たとえゴルムド行きを買うにせよ、一応やめておく。なので駅まで行って切符を買わなければいけない。しかし、駅では顔が割れているので、一応ヒゲを剃ることにする。
 もう1ヶ月以上伸びているので、ハサミを買う。朝ご飯を食べて宿に帰り、ヒゲ剃り開始。ハサミで切ってから剃刀を使用。自分でも見違えるほどの顔になり、いざ駅へ出発。
 ゴルムド行きの切符を無事購入。なぜかかなり緊張した。しかし、成功例のある成都発ではなく北京発の切符しかなかった。
 その後は前日バスの中から見て気になっていた城壁址を見に行く。途中で昼御飯も食べる。
 あとは、宿に戻り、夕御飯を食べに行く以外は、ずっと宿でインターネットをしたりして過ごす。


 城壁跡。


56日目 タール寺に行く

 10時前に出発。朝ご飯を食べ、市内バスに乗り、タール寺へのバスが出ているところまで行く。
 バスに乗りタール寺へ。見所への入場料は80元もするので、外だけの見学にする。
 見学後、市内を歩く。西寧行きのバスが来たので乗る。
 西寧に到着したところに南禅寺という寺があったので見学する。
 その後バスに乗り、おととい行った公安へビザの受け取りに行く。受け取りが14時半と言われてたのに、15時半になってしまったので、軽く怒られる。しかしビザは無事に発行される。
 朝にバスの中から北門を発見したので、そこへ歩いていく。
 遅い昼御飯を食べ宿に帰り、今日も夜御飯以外は、ずっとインターネットをしたりして過ごす。


 タール寺


 南禅寺から見た西寧の街。

  都市別の情報はこちら 「湟中


57日目 ラサ行きの列車に乗る

 起きて荷物を片付ける。昼前までインターネットをして、チェックアウトする。荷物を預け、昼御飯に出る。DICOSに行ってみるが、やはりセットのドリンクはコーヒーに変更不可なのでやめる。ケンタッキーにする。その後、列車の中で食べる物を買って宿に帰る。
 宿の共有スペースで写真の整理。
 16時過ぎに駅へ向かう。西寧の駅の入り口では特に身分証確認はしていなかったが、暇だったので中でウロウロしてたら、公安に外国人だと気づかれたらしく、「どこへ行くんだ?」と質問される。ゴルムド行きの切符だったから問題なかったが、ラサ行きだったらアウトと思われる。
 列車は15分ほど遅れて到着。自分が乗る硬臥の車両はほとんどの人が西寧で降り、西寧から乗る人がこの車両になるみたいだった。結構空きがあった。自分のコンパーメントは自分を入れて3人しかいない。
 列車が動き出して、しばらくしてから列車員が切符とカードの交換に来た。このときは、ラサまで行きたいことは言わない。自分の計画では、明日の朝ゴルムド到着前の切符の交換時に、ラサに行きたいことを言うつもり。
 インスタントラーメンを食べて、音楽とか聴いて過ごす。21時くらいには横になる。22時に消灯。しかし、明日のことを考えると心配でなかなか眠れない。


58日目 本当にラサへ行けるのか

 結局一睡もできないまま朝を迎える。5時23分にゴルムド到着予定なので、5時までには列車員が来るかと思ったが、列車が遅れているのか5時過ぎにやっと来る。
 計画通り、「ラサまでに変更してほしい」というと、「8号車へ行け」と言われる。自分で行かなければいけないとは思わなかった。5・6号車が軟臥で7号車が食堂車、8号車は硬座。8号車の前のドアは鍵がかかっていたので開けてもらう。そして、その車両の列車員にまた「ラサまでに変更してほしい」と言うと、「寝台か」とだけ聞いて、すぐにゴルムドからラサ間の切符を発行してくれる。お金を払い切符を受け取る。何も身分証のチェックなし。
 そしてまた、さっきの列車員のところへ切符をカードと交換してもらうために行く。すると健康カードを渡される。国籍欄に正直に「日本」と書くか悩むが、前に蘭州から乗った際は問題なかったので、正直に書くことにする。
 すると「日本人だっとのか」と驚かれ、「中国人かと思った。中国語上手だな」と褒めてくれた後、「許可証持ってる?」と聞かれる。やっぱり嘘を書けばよかったと後悔する。「知らない」ととぼけると、困った様子で、「ちょっと待って」とどこかに行ってしまう。いいとこまで行ったのに、もう駄目かなとあきらめる。
 しばらくすると列車員が戻ってくる。「これを書いて」と英語版の健康カードを渡される。書いて渡すと、「寝ていいよ」と言われる。見過ごしてくれた。
 それからしばらくして、ゴルムドに到着。やっぱり列車は遅れている。まだ降ろされる可能性があるので、列車が動き出すまで、じっと待つ。そして列車が動き出す。なんとも言えない開放感に包まれる。

 しかし、チベットに行けることに興奮したのか、しばらくまだ眠れなかった。やっと明るくなってきたときに眠くなる。
 10時ごろまで寝て、あとはガイドブックを読んだりして過ごす。途中、大きな湖があり写真を撮ったりする。昼御飯はお菓子とナッツで済ましたので、夕御飯は20元と高いけど弁当を食べる。
 20時に無事にラサに到着。列車で一緒だった中国人とどっかのホテルの無料の送迎車に乗り市内へ。そこのホテルの人に「入域許可証は持ってるか?」と聞かれる。自分はそこには泊まらず、歩いてユースホステルへ。結構遠かった。
 ユースホステルで手続きすると、会員は1泊10元だった。安い。
 ビールでも飲もうと宿にあるバーに行くと、缶のビールが10元。宿代と同じ値段。無線LANが使えるので、そこでビールを飲んでインターネットをする。


 湖。


 ヤクがいます。


 第10章へ続く

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