カザフスタンを目指す編

無職長期旅行その4 第4章


17日目 阿拉山口から霍城へ

 夜中3時くらいに車内放送があり、「第6車両で病人が出たため、誰か医者はいませんか?」という内容だった。 違う車両なので、状況はよく分からない。何度か放送が流れる。
 朝8時くらいにおき、軽くお菓子を食べて、一応また正露丸糖衣Aを飲んでおく。
 10時くらいに阿拉山口に到着。駅構内を見てみるが、国際列車については何も書いてなかった。
 ブラブラ歩き、人がいる方向へ行くとバスターミナルがあった。しかし工事中。だがバスはその前から出ているようだった。とりあえず博楽に行くことにするが、バスはミニバスか黒塗りの普通の車のようだった。身分証を登録してから乗車する。
 阿拉山口を出てからしばらくすると検問があり、外国人はそこでも登録しなけばいけない上、荷物検査まであった。
 博楽に到着して、霍城行きのバスを確認する。霍城行きのバスは本日は既になかったが、イーニン行きを途中下車するばいいということだった。しかし出発は15時半で、まだ2時間半くらいある。その間に、御飯を食べ、ブラブラしてみるが、街中には特に何もない。
 15時半にバスに乗り、しばらく寝てしまう。
 目覚めるとちょうど、サイラムノールという湖の横を通っている。すごく景色が良い。
 一度休憩があってから霍城に着く。距離はそんなでもないが、道が悪かったからか4時間くらいかかる。途中下車のため街の中心までまだ距離があるみたいなので、ミニタクシーに迷わず乗る。
 バスターミナルに連れてってもらうが、ここも工事中だった。それでもその周りからバスは発着しているみたい。
 宿を探そうとするが、いいのがない。サイラムノール大酒店は200元以上する。結局、バスターミナル前の交通旅館にする。
 荷物を置いて、御飯を食べに出る。重慶料理の店に入るが、団体客が多く、なかなか飯が出てこなかった。


 博楽の街。モンゴル族自治州のため、看板にモンゴル語も書かれている。


 博楽の街のはずれ。特に何もない。

  都市別の情報はこちら 「博楽


18日目 霍城観光してイーニンへ

 宿に荷物を預け、近くで朝ご飯を食べて、恵遠古城行きの方法を聞く。
 タクシーの人に聞いても、自分の車に乗せようとしかしない。だいたい15元。宿のおばさんが言うには5元もしないと言っていた。バスターミナルの人に聞いて、やっと確かな事が分かる。路線バス(2路)があるが、数が少ないので、その対面に集まってるミニタクシーが恵遠古城に行くらしい。
 そのミニタクシーに値段を聞くと5元というが、本当はもっと安いと思うが、面倒なのでそれに乗る。乗り合いタクシーなので、途中で別の人も乗ってくる。
 恵遠古城は、城壁があり予想以上に良かった。ただ将軍府という所が45元もし、林則徐故居が30元もしたので入らな かった。鐘鼓楼は10元だったので、登って景色を眺める。ほぼ一周城壁が残っていることが分かる。
 乗り合いタクシーで霍城に帰る。やはり2元だった。そして、荷物を受け取りすぐにイーニン行きのバスに乗る。
 イーニンに到着して、まずバスターミナルへ行く。カザフスタン行きの国際バスを確認しようとするが、何も書いてない。バスターミナルの人へ聞いてみると、一応ここからバスは出ているが、チケットは桃園大酒店で販売しているらしい。バスの時間も聞いてみると、「国慶節でないんじゃないか」と言われる。 本日は9月28日。まだ9月だったので、そんなこと全然気にしていなかった。
 一応、桃園大酒店に行って確認してみることにする。荷物を預け、タクシーに乗る。タクシーの運ちゃんにそのことを話すと、口岸関係の知り合いがいるらしく、電話で聞いてくれる。すると、やはり昨日の午後から口岸は閉まったらしい。
 桃園大酒店のフロントで聞いてみると、担当は今いないと言われる。昼からは北京時間で18時かららしい。まだ15時。どうしようかなと入り口付近でウロウロしてると、警備のおばちゃんが話してくる。そのおばちゃんはウイグル人らしく、なまりのある中国語であまりよくわからなかったが、やはり国際バスはないらしい。バスの担当も今日は来ないという。しかも、国慶節の後はウイグル人はラマダンになるので、1ヶ月ほどバスはないと言われる。 (この情報は不確か。)
 今後どうしようかと考えつつ、とりあえず宿を探すことにする。やはり外国人駄目がほとんど。OKのところは高い。100元のところで外国人OKと言われたが、外国人は120元と言われやめる。登録料らしい。最終的には別の120元のホテルにする。
 そして、次の行き先はコルラにする。ウルムチに戻ろうかとも思ったが、 バスターミナルに表示してある距離がウルムチより短かかったので。しかし、チケットを買うと208元もした。何でそんなに高いの?と思うが、国慶節だからかなと思いあきらめる。実はそうではないことに次の日に気づく。


 恵遠古城鐘鼓楼


 鐘鼓楼からの眺め。

  都市別の情報はこちら 「霍城」「伊寧


19日目 ずっとバスの中

 朝起きてシャワーを浴び、10時ごろにチェックアウト。その際、サービスの朝食を食べるのを忘れていたことに気づくが、朝食は10時半までだったので、食べてから出発する。
 荷物をホテルに預け、林則徐記念館を目指す。バスの乗り、そのあたりに行ってみるが、見あたらない。近くにいた少年に聞いてみると、この辺じゃなく別の場所らしい。移動してしまったのか?どうしても行きたいところでもないので、バスでホテルに戻る。荷物を受け取りバスターミナルへ。
 少し待ってバスに乗る。久々の寝台バス。乗って出発を待つが、なかなか動かない。出発予定時間から30分くらいしてやっとバスターミナルを出る。出たと思ったら、また停まる。結局イーニンの街を出たのは1時間後くらい。
 ふと気づくと見たことある景色。霍城県の表示が。思っていた方向の逆に進んでいる。東に向かうと思っていたが、西に向かってる。チケットが高かったわけがわかった気がする。 地図上ではウルムチよりコルラの方が近いが、実際はバスはいったん北上して博楽を経由しウルムチ近くを通ってコルラに着くようだ。これじゃいったいいつコルラに到着するのか不安になる。
 しばらく眠るが、見たことある湖、サイラムノールも見る。
 夕方19時くらいで、やっと博楽あたり。21時に精河あたりで、やっと食事。 ラグメンは美味しいが、出てくるのに時間がかかる。そのため休憩時間も長い。


 途中の休憩所。博楽あたり。


20日目 コルラに到着

 3時ごろ奎屯を通過。
 6時ごろトイレ休憩。ウルムチ・ホーテン間のバスやウルムチ・クチャ間のバスも停まっているが、どのへんかは不明。
 9時ごろどこかに着いて数人降りるが、まだコルラではなさそう。
 10時半ごろ、またどこかに着いて数人降りるが、やはりまだのよう。
 12時半ごろ、やっと最終地点に到着。ここがコルラの街らしい。しかし、ここは一応バスターミナルみたいだが、どこのバスターミナルかよくわからない。聞いてみると、路線バス2駅ほどで、別のバスターミナルがあるらしい。
 路線バスに乗って着いたところは州バスターミナルだった。とりあえずバスの時刻を確認して、宿を探しに歩く。しかし、やはり外国人は断られる。渉外賓館と書いてるとこでも「日本人は駄目」と言われる。何で?
 あきらめて荷物をバスターミナルで預けて、歩いて繁華街のほうへ行ってみる。途中で御飯を食べる。博物館を探してみるが、見当たらない。
 DICOSでゆっくりしようかなとコーヒーを頼もうとするが、ないと言われる。ケンタッキーは人が多いのでやめる。
 市内鉄道切符売り場を探すが、それも見当たらない。ついでに近くのホテルもいくつか当たってみるが、やはり外国人は駄目。
 バスに乗って鉄道駅に行ってみる。電光掲示板を見るとカシュガル行きの寝台がありそうだったので、30分くらい列に並んで買おうとすると、ないと言われる。もう一度、電光掲示板を確認するとやはりなかった。
 バスで州バスターミナルに戻る。また別の近くのホテルをあたってみるが、やはり駄目だった。もう今日にバスに乗ってチャルクリクにでも行こうかなとバスターミナルへ戻ると、バスの出入り口に交通旅館があるのを見つけ、聞いてみると外国人OKだった。 50元の普通間。ボロいけどきっちり掃除はしてあり汚くはない。
 宿も決まったし、明日のチャルクリク行きの切符を買おうかなと思ったが、やはりトルファンに行くことにする。


 コルラのどっか。


 コルラ駅。

  都市別の情報はこちら 「庫爾勒


21日目 トルファンへ行く

 10時ごろチェックアウト。タクシーに乗り、鉄門関へ。帰りは、しばらく待ってると別の人がタクシーで来たので、そのタクシーに乗る。
 バスターミナル前で御飯を食べ、トルファン行きのバスに乗る。
 19時ごろトルファンに到着。トルファン賓館まで歩き、トイレ、シャワーつきの50元の部屋を選ぶ。部屋には韓国人の男性がいた。
 シャワーを浴びてから、その韓国人と一緒に御飯を食べに行く。四川料理屋。回鍋肉がうまかった。2人でビールを5本飲む。結局おごってもらう。


 コルラ州バスターミナル


22日目 トルファンの1日ツアー

 8時に韓国人が起きたので自分も起きる。さよならしてツアーバスを探しに出るが、今日はイスラムの新年(ラマダン)らしく、ないと言われる。その代わり小さい車で100元と言われる。
 保留して、朝ご飯を食べるところを探す。なかなか食べるところが見つからない。
 雨が降ってきたので、今日はツアーはやめようかと思ったが、バスターミナル前で今日出発のツアーに誘われる。120元といわれるが、90元になったので行くことにする。
 もうすでに出発しているらしく、カレース民俗園までタクシーで向かう。ツアーのメンバーは10分前に 入場したらしいが、40元もしたので自分は入るのはやめる。しばらく待っているとツアーのメンバーが出てくる。全員中国人だった。 「ただの井戸があるだけだった」とか言っている。
 次に高昌故城へ行く。そしてアスターナ古墳群ベズリスク千仏洞へ。それから火焔山を見て市内に戻る。 全然中に入らない人がいる。カレース民俗園で懲りたようだった。
 葡萄溝の入り口を通りすぎ谷の上のほうへ行ったところにある食堂に入る。そこで昼休憩。運転手の家らしい。葡萄食べ放題。
 その後、蘇公塔を見て、80代の老人と自分以外の人はウルムチに行くらしく、バスターミナルでバスを降りる。
 最後に交河故城を見てツアー終了。
 バスターミナルに戻ると、今日朝にツアーに勧誘にしたおっさんがおり、明日吐峪溝に行かないかと誘われる。150元と言われるが80元に落ちたので行くことにする。
 宿に戻り、シャワーを浴び、夕御飯に行く。昨日行った食堂で宮爆鶏丁を頼む。辛くないのができるというので、そうしてもらうと黒酢味だった。 これが結構うまい。久々に御飯をお代わりした。


 台車に座ってるのが、自分からボったくろうとしたガキ。


 バスの運転手の家の葡萄。

  都市別の情報はこちら 「吐魯番


23日目 吐峪溝へ行ってウルムチへ

 昨日約束した吐峪溝に行く。参加者は自分とイングランド人だけだった。
 1時間半くらいで吐峪溝に到着。2人で回る。大した物はない。帰りは火焔山に寄って、トルファンに帰る。
 市内の写真を撮って、御飯を食べ、ウルムチ行きのバスに乗る。なんだかすごく疲れてる。
 ウルムチに着き、バス停を見てみると、バス1本で白樺林ユースホステルへ行けるのに気づき、それに乗る。
 ユースホステルに着き、10人部屋を選ぶと、部屋はちょうど満室になったらしい。部屋に入るとアメリカ人女性とあと2人の西洋人がいた。
 挨拶だけしてケンタッキーに行く。なんだか風邪気味かもと感じる。その後、カルフールで買い物して帰る。
 1階で2時間くらいインターネットして部屋に戻ると日本人がいた。しばらく話をして寝るが、眠れない。喉が痛く、やっぱり風邪をひいている。近くで寝ている別の日本人のいびきがうるさいが、定期的に変な声を出すので、笑いをこらえるのに大変だった。


 吐峪溝


 トルファン

  都市別の情報はこちら 「鄯善


24日目 国際列車でカザフスタンへ

 8時ごろから部屋の人が起き出すので自分も起きる。9時ごろ荷物を預け、チェックアウト。
 駅近くの国際列車の販売窓口に行く。10時に販売開始。あっさり本日の切符が買える。しかし列車は夜。それまで今日は何をしよう?
 とりあえず紅旗路へ行き、電気街をうろつく。そして、DICOSでカレーライスとコーヒー。そしてインターネットカフェを探してうろつき、やっと探し当てて2時間ほどインターネット。
 その後、喉が痛いので薬屋を探し、金桑子をゲット。それからユースホステル近くのカルフールで買い物して、宿に戻り荷物を受け取るが、ついでにインターネットもさせてもらう。
 20時くらいに駅に向かう。駅前で夕御飯。ビールを飲みたいが、風邪なのでやめる。
 それから駅の待合室で列車を待とうと考えるが、国際列車はどこへ行けば良いのかわからない。貴賓室かと思い入ると、「出て行け」と言われる。駅員に聞くとあっちと言われ行ってみると、外で列ができていた。そこに並ばなければいけないらしい。
 しかしなかなか入れてもらえない。他の人はほとんどカザフスタンからの買い出しの人なのか、持ちきれない荷物を持っていた。何人かに荷物を持ってくれと頼まれるが、自分も重いので断る。
 やっと駅舎に入ると荷物の重さチェックをしていた。後で気づいたが、切符に荷物は35Kg以内と書かれている。
 しばらく待って、ようやく列車に乗る。同じコンパートメントでは、漢族の30代の女性と、カザフ族のばあさんと一緒だった。どうも体調が良くないので、さっさと寝る。

  都市別の情報はこちら 「烏魯木斉


 第5章へ続く

ツイートツイート

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

This blog is kept spam free by WP-SpamFree.