無職長期旅行その2 第2章
6日目 張家界を観光
あまり眠れなかった。7時前には宿を出て、市内へ行くバスに乗り、バスターミナルまで行く。
天子山鎮行きのバスに乗ろうとするが、時間がかかりそうだったので、やっぱり武陵源区行きのバスに乗ることにする。
バスは武陵源区のバスターミナル前に到着する。そこから市内バスに乗り、風景区の入り口前まで行き、チケットを買い風景区に入場。
無料バスに乗り、天子山ロープウェイ乗り場に行く。ロープウェイに乗り、天子山をさっと回り、もう少し遠くへ行こうとすると、天下第一橋行きのバスがあったので、それに乗る。
着いたところは袁家界風景区。なかなか良かった。
また無料バスに乗り、百龍天梯(エレベータ)で下に下りる。
そこからまた無料バスを乗り継いで武陵源区の風景区入り口に戻る。チケットは2日間有効なので、今日はここまでにする。
歩いて武陵源区のバスターミナルへ行き、そこで市内行きのバスに乗り市内に戻る。
時間があるので市内を適当に歩いてみるが、特に何もない。
ホテルを探す。バスターミナル前のホテルに入ると5階の部屋だと60元と言われ、それにすることにする。
チェックインして、シャワーを浴びてゆっくりしてから御飯を食べに出る。御飯を食べ、ビールも飲む。
ネットバーでインターネットをして、ホテルに帰る。
昨日あまり寝てなかったので、早めに寝ようとするが、冷房が寒くてエアコンを切ると、今度は暑くて眠れない。なので、上着を着てエアコンを点けることにする。
外で雨が降る音が聞こえる。
張家界駅。
張家界市内で泊まったホテル。
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7日目 張家界から鳳凰へ
朝起きてもう一度シャワーを浴びる。
9時半ごろチェックアウトをして、荷物をホテルに預ける。雨は降ってないけど天気は曇り。
バスターミナル前に行き、今日は森林公園行きのバスに乗る。
黄石寨景区に歩いて登ろうかと思うが、やっぱり大変そうなのでロープウェイに乗って上まで登る。
登ってみると、曇りどころか霧。ほとんど景色は見えない。
しかし、しばらく歩いていると霧が晴れてきたのか、だんだん見えるようになってきた。
下りは歩くことにする。しかし下りるだけでも1時間以上かかり大変きつい。登りはロープウェイに乗ってよかった。
張家界はもうこれで終了にする。もう十分。バス乗り場から市内行きのバスに乗る。
市内に戻り、昼御飯を食べビールを飲み、それから荷物を取りにホテルへ戻る。
次は鳳凰に向かう。一緒のバスに乗っていた女の子に「鳳凰に行くなら列車のほうが安い」と 言われていたが、面倒なのでやっぱりバスにした。とりあえず吉首行きのバスに乗る。
バスは3時間ほど吉首駅に着き、それからどうしようかと思ったら鳳凰行きのバスが駅前で客待ちをしていた。
一時間ほどでバスは鳳凰のバス降り場に到着する。ここは古城から少し離れているみたい。
とりあえず地図を買い、ユースホステルに行こうかと思うが遠いのでやめた。近くの適当な賓館へいくと2泊で1泊60元と言われたのでそれにする。
御飯を食べに出る。屋台でチャーハンとビール。
張家界にいたリス。
8日目 鳳凰でダラダラ
朝起きてみると雨が降っていたので、今日はダラダラすることにする。
まず少しだけ洗濯をし、シャワーを浴び、コーヒーを飲んでたら、雨が上がったみたいなので、出かけることにする。10時半くらい。
昨日夜に食べた屋台で、緑豆を使った麺を食べる。
それから街を歩く。しばらく歩いたら飽きてしまった。
12時半ごろにネットバーがあったので、インターネットをすることにする。すると雨が降ってきたので、しばらくダラダラとインターネットを続けるが日本語が打てないし、ページによって日本語が見れないので、2時間半くらいで出ることにする。
ホテルまで帰る途中に雨が上がってしまった。しかしもう15時なので、これから郊外に行くのも面倒なので、あきらめる。
お菓子を買い、御飯を食べホテルに帰り、ゆっくりする。たまった日記を書いたりする。
21時ごろ外に出て、夜の古城および町中を歩く。屋台街に出たので、夜御飯およびビールをいただく。たいしたことないのに24元もした。
城門。
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9日目 鳳凰の郊外へ
ホテルをチェックアウトして、歩いてバスターミナルへ向かう。思った以上に遠かったので、タクシーに乗ればよかったと後悔する。
バスターミナルには小屋みたいな建物しかないが、商店で荷物を預かってもらえる。一応厳重にワイヤーの鍵をかけさせてもらう。
銅仁行きのバスに乗り黄絲橋古城へ行く。途中で南方長城があった。
あらかじめ行き先を告げていたので、黄絲橋古城の近くでバスを降ろしてもらう。そこには3輪バイタクのおばちゃんがいた。そこから歩いてでも行けそうだったが、2元だったので乗ってしまう。
古城に着いたら、おばちゃんが自分からチケットを買えと言う。40元が20元になるらしい。チケットを買うと、おばあさんの案内がついた。面倒くさい。
あれこれ説明されるが、何を言ってるかよく分からないし、興味がないものまで説明されても面倒くさい。さっさと見学を済まし、古城をあとにする。
しばらく歩くと、また銅仁行きのバスがあったので、それに乗る。
銅仁到着後、バスターミナルと駅を見て、駅にあった食堂でチャーハンを食べる。唐辛子が入ってて辛かった。
その後、市内を歩くが特に珍しいものはない。またバスに乗って鳳凰に帰る。
バスは市内に到着する。バスターミナルへは行かないらしい。しかたなくタクシーでバスターミナルへ。
そこから懐化へ行こうと思ったが、懐化行きはここのバスターミナルではないらしい。鳳凰にはバスターミナルがいくつかあるようだった。
別のバスターミナルへ向かうのも面倒なので、吉首行きのバスに乗る。
吉首駅に到着後、柳州行きの 寝台の列車の切符を買おうとしたら、窓口横にいた旅行会社っぽい人から買えと言われる。しかし、その人が持っていた切符は張家界からの切符で少し高く、また異地で購入しているため、その手数料も払えと言われる。それは断り、もうひとつの窓口で買おうとしたら、そっちの窓口までさっきの切符売りが来て、何やら事情を話し、自分は取り合ってもらえなかった。何やら旅行会社っぽい人と結託しているようで、切符があるのか検索もしてくれなかった。
しかたないので、懐化行きの硬座の切符を買う。
まだ1時間半ほど時間があるので、吉首の地図を買ってみると、吉首にも古城があり、城壁もあるように書いてあった。「これは行かないと」と思い、タクシーに乗って向かう。ただ距離は8kmくらいあり、道も混んでいてなかなか到着しなかった。 料金も気になるし。そのうえ、タクシーの運転手はなかなかいい人ではあったが、吉首のいいところを見せようとわざわざ遠回りしたみたいで、少々いらついてしまった。
到着して、とりあえず再建したような城門を写真に撮り、急いで城壁の記号のところに行ってみるが、城壁らしきものはない。どうやら現在観光地として開発しているみたいだった。つまらない。
また、タクシーを拾い、急いで駅に帰る。列車には十分間に合った。
懐化到着後、早速柳州行きの切符を買う。問題なく買える。吉首で高い切符を買わなくてよかった。
1時間くらい時間があるので、夕御飯とビール。
列車に乗り寝る。
黄絲橋古城。右手前の人がガイドのおばあさん。
10日目 柳州から南寧へ
柳州に5時過ぎに到着。とりあえず南寧行きの切符を買う。10時過ぎの直通の列車。
荷物を預けようと駅の預かり所へ行く。しかし、他の人の荷物は5元なのに、自分の荷物は10元と言われる。こんな田舎町にしては高すぎる。「なぜ?」と聞くと、「とても重いから」と言われる。基準が曖昧だったので文句を言うと、「それなら預けるな」と逆切れされ荷物を外へ出そうとする。しかたないので、こっちが折れて10元払う。
雨が降っていたが、することがないのでとりあえず歩く。しばらく歩くと橋があり、渡ると市の中心ぽかった。歩行者天国もあるが、まだ早朝なので店は開いていない。マクドナルドだけはやっているが、コーヒーを飲もうと入ってみるとクーラーが点いていないので暑くてやめる。
歩行者天国の路地をひとつ入ったところで、「アはん」と女性の声が後ろから聞こえる。何だろうと振り返ると、女性がシャツをまくり上げ、胸を露出させて立っていた。自分はびっくりしてすぐに立ち去る。よく見なかったので、よくわからない。いったい何だったんだろう?
それからしばらく歩いて、朝ご飯に湯粉を食べる。すると、お腹がピンチになり、マクドナルドに駆け込み用を足す。ついでにコーヒーを飲んでゆっくりする。
それからまた歩き、歩道橋を登ると、変わった形の山が見えたので、そこまで行ってみる。そこは公園になっており、ロープウェーもあった。乗ってみたかったが時間の都合でやめた。
市内バスに乗って駅に戻る。駅の荷物預かり所に行くと、早朝にいた管理人はおらず、別の人がいた。預かり証を出すと、荷物と一緒に5元を手渡される。なんでも20Kg以上だと10元だけど、自分の荷物は20Kgもなかった。謝罪の言葉はなかったが、中国人自ら誤りを認めた。勝った。
列車は10分程度遅れて出発。列車内では本を読んで過ごす。
13時に南寧に到着。到着は定時だった。
ホテルを探して歩き回る。たくさんあるけど、今日は綺麗な部屋でゆっくりしたいので、じっくり探す。結局駅前の窓のない部屋にする。
昼御飯を食べるため、また外を回り、その後は部屋でゆっくり。
19時前に国際列車の切符を買いに出かける。その後夕御飯を食べようと思ったが、お腹があまり空いてないので、ビールとポテトチップを買って帰る。シャワーを浴びてビールを飲む。
柳州の公安の派出所。
チワン族の言葉でルビがふってます。
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11日目 南寧でブラブラして国際列車に乗る
朝早くから目は覚めていたが、ダラダラ過ごし、9時半ごろやっと朝ご飯を食べに出る。
ホテルに帰る前に果物を買って、部屋で食べる。
列車は夜発だし、部屋でダラダラしていたいと思い、ホテルを半日延長しようとフロントまで行ったら、「もったいないから市の中心まで行ってブラブラすれば 」と言われたので、そうすることにする。チェックアウトは1時でいいというので、もう一度シャワーを浴び、チェックアウトする。
荷物を預けて、さあ行こうとしたら雨が降ってきた。やっぱり延長すれば良かった。
しかたがないので、ワンバへ行く。駅前だからか一時間3元もする。その上、日本語が入力できない。いろいろ試したが駄目だった。
外に出るとまだ雨が降っていたが、市の中心までバスで行く。遅い昼御飯を食べ、ケンタッキーでコーヒーを飲んでゆっくりする。
バスでまた駅前に戻り、別のワンバに行ってみる。そこは、一時間2元で日本語も入力できた。
列車の時間が迫ってきたので、ホテルで荷物を受け取り、駅へ行って、軟臥待合室で列車を待つ。
列車は少し遅れて到着。列車に乗り込むとコンパートメントには、自分と西洋人3人。本を読んだりして過ごす。
国際列車。
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第3章へ続く
