大同~太原 編

中国東北・ロシア旅行 第8章


27日目 大同・朔州観光

 7時過ぎに目が覚める。7時半ごろ車掌が来て、切符を返してくれる。8時ごろ、ほぼ定時に大同駅に到着する。大同には10年前にも一度来たことがあり、今回が2回目となる。
 まずは駅の荷物預かり所でキャリーバックを預ける。5元。

 駅から歩いて城壁のあるところまで行ってみる。城壁はそのとき修復中であったが、その修復の方法がなんとも残念に思えた。10年前に見た城壁は、土盛りしか残っていないものの歴史を感じさせる姿であったが、この修復で残っていた土盛りを新しい煉瓦で覆い隠してしまっていた。大同には内城と外城の2つの城壁があるが、修復されているのは内城だけで、外城はまだ本来の姿のままだった。
 地図を見ると博物館があったので行ってみたが、城壁の修復に合わせてこちらも修復中だった。仕方なく、バスを乗りついで駅に戻る。2元。

 荷物を受け取ってから、市内バス1元に乗って新南バスターミナルに行く。50分くらいかかった。

 次は朔州に行くことにする。こちらにも城壁がほぼ1周残っているらしい。チケット45元を買うがバスは12:20発で、後1時間くらいあるため、その間にスマホのCtripのアプリでホテルの予約をする。如家酒店103元を予約し確認完了となるが、直後にCtripから電話がかかってくる。このホテルは中国の身分証がないと泊まれないとのことだった。そんなもの普通の外国人が持っているわけがない。
 もう予約は止めて、現地で探すことにする。バスは定時に出発し2時間くらいで朔州に到着する。ただ、到着したのは市街から離れた北バスターミナルだった。市内バスはよく分からないのでタクシーに乗って鉄道駅まで行く。15元。
 駅の前の通りには宿がたくさんあった。しかし、また断られると面倒なため、そこそこ良さそうなホテルに入る。値段を聞いてみると128元とそれほど高くなく、とりあえず外国人もOKとのことだった。
 ホテルでは洗濯して、シャワーを浴びる。16時半過ぎに城壁を見るために出発する。
 地図に古城墻公園とあったので、それを目指して歩くと城壁の位置はすぐに分かった。歩いてみると、確かにほぼ1周城壁が残っていそうだった。ただ、ここも古城として整備を進めているらしく、城壁内全てが工事中だった。城壁はまだ土盛りの状態ではあるが、工事の完成図を見ると今後は大同のようになってしまうようだった。城門は南門が唯一残っていたが、何やら作業をしており、表面の煉瓦をはがしているようだった。

 朔州の城壁。おっさんが立ちション中。

 19時ごろまで歩き周り、水2本を購入。2元。工事中の砂埃の中を歩き回ったので、まずはうがい。
 せっかく山西省に来たので刀削麺を食べる。本日はお菓子を食べただけで食事はまだだった。豚肉刀削麺に丸子(肉団子)を付けて、小菜とビール2本で25元。最近の刀削麺は麺が均一な店が多いと思っていたのだが、今日の店は厨房が丸見えで、機械で麺を削っているのが見えた。

 ホテルに戻りインターネットをするが、酔っ払ったので寝ることにする。20時半過ぎ。眠っている最中に一度マッサージの電話があった。この電話を受けるのは久々な気がする。
 23時半ごろ目が覚める。


28日目 忻州観光

 インターネットをしたり、日記を書いたり、写真の整理をしたり。だらだらしていたら5時前になってしまった。5時から8時まで寝る。
 起きてインターネットで列車の切符を購入。11:09発で忻州まで。21.5元。忻州には南門と北門があるらしい。ただ、それしかなさそうで期待は薄い。

 9時半過ぎにチェックアウトし、歩いて駅へ行く。途中で水1本購入。1元。
 駅では切符売り場にすごい行列ができており、切符を受け取るのに結局30分くらいかかる。
 お腹が空いたのでご飯を食べたいが、時間もないので近くの食堂で過油肉蓋飯12元をテイクアウト。ご飯とおかずを別々に包んでくれた。
 駅では時間通りに改札があったが、ホームに入ってから全然列車が来ない。結局約30分遅れ。ホームで少しご飯を食べる。
 列車に乗ってから、残りのご飯を食べ、後は寝てしまう。

 列車はやはり30分くらい遅れて忻州駅に到着。14時半前くらい。キャリーバックを預かり場所に預ける。5元。

 まずは古城内にある古鐘公園までタクシーで行く。10元。しかし、ここには古い鐘があるだけで、他には何もない。

 その後、歩いて南門へ行く。南門から北門も見えるので、古城はそれほど大きくはない。南門を見た後、西の方が丘になっており、すごく気になる。「高台が近くにあれば、城壁もそこまで延ばすはず・・・」と思い、とても確かめたくなり、そこまで行ってみることにする。

 西の方向にしばらく歩くと、南門の延長線あたりに大きな土盛りが見え、やはり城壁があると確信する。そして丘の上まで登ると、やはり土盛りの城壁が続いていた。
 そして城壁に沿って歩くと、更なる発見があった。なんと西門が残っていた。しかも瓮城になっていた。あまり期待せずに忻州に来たが、すごく満足することができた。
 城門から城壁の上に登りしばらく歩いて、城壁が途切れる所を確認して引き返した。

 西門の上から。これを見ても何が何だか解らないと思うけど。

 スプライト3元を購入し、北門を見る。その後、通りかかったバスに乗り駅近くのバスターミナルに行く。1元。ここから太原行きの長距離バスがあることを確認してから、駅に戻り荷物を引き取り、またバスターミナルへ行く。
 ファンタオレンジ3元を購入し、チケット売り場に並ぼうとすると、職員が「太原あと一人」と叫んでる。ちょうどバスが出るところで、あと一人だけ乗れるようであった。すぐに名乗り出てバスに乗る。運転手に直接27元を支払う。出発したのは17時前後。

 バスの中ではほとんど寝ていた。バスは1時間くらいで太原の近くまで来たが、そこからが長かった。現在道路を修復中らしく高速道路の出口が大渋滞になっていた。多数の人がそこでバスを降りたが、自分は面倒なので、そのままバスに乗っていた。結局、19時頃にやっと東バスターミナルに到着する。

 とりあえず、3輪乗合タクに乗って鉄道駅まで行く。5元。
 駅近くの食堂で炒麺を食べるが、美味しくなかった。しかもビールが10元もした。騙されたかも。合計21元。

 明日の朝は早くに出発する予定なので、安宿を探す。駅近くのシャワー付き60元の部屋に決める。でも、結構汚いので60元でも高いかも。
 近くの商店で水とアイスティー合計5元を買い、部屋に戻り日記を書いたりして23時ごろに寝る。


29日目 交城・太原観光 飛行機で広州へ

 朝5時半ごろ起きる。まずシャワーを浴びるが水しか出ない。仕方なく頑張って浴びる。
 その後、お腹が痛くなる。正露丸を飲む。この後、この日は何度か腹痛の波に襲われる。

 朝7時前に出発。市内バスに乗って新西バスターミナルへ行く。30分くらい。1元。そこから、8時出発の交城県行きのバスに乗る。15分に1本バスがあるので便利。15元。
 1時間半ちょっとで交城に到着する。バスターミナルの商店にキャリーバックを預ける。3元。

 ここでは玄中寺に行くのが目的。玄中寺というのは、日本の浄土宗や浄土真宗からすれば聖地みたいなところ。商店で聞いて見ると、やはりそこへ行くにはタクシーで行くしか方法がなさそう。近くのタクシーに聞くと40元とのこと。距離では10Kmほどらしいが、実際はよく分からないので、その金額で決める。
 しばらくタクシーが走ると、「玄中寺まであと4Km」の表示があった。そこからは山を登る。山の頂上に近づき、駐車場があるところまでしか車が入れなかった。そこまで一切他の車とすれ違わなかったため帰る車はなさそうなので、タクシーの運ちゃんに全部で100元で帰るまで待っててくれないかと交渉し承諾を得る。

 駐車場からは運ちゃんと一緒に歩いて玄中寺に向かう。玄中寺のすぐ近くにも駐車場はあるが、崖崩れで車が通れない状態だった。
 玄中寺に到着しチケットを購入。25元と書いていたが20元で良さそうだったので、20元だけ支払う。運ちゃんは入らないというので、自分一人で入る。
 中に入ると、ちょうど法要が始まるところだった。やはり観光客は自分一人だった。
 しばらく回っているとタクシーの運ちゃんも中に入っていた。チケットは買っていないようだったが。
 30分ほど見て帰ろうとすると、ちょうど法要が終わっていた。ご飯の準備をしていたので、これからお斎のようだった。

 道の半分が崩れている。写っている人はタクシーの運ちゃん。

 バスターミナルに戻り、荷物を受け取り、12時のバスに乗って太原に戻る。晋中に行こうかとも考えていたが、バスの便が少なく、時間が合わなかった。

 14時前に太原の西バスターミナルに到着。近くの食堂で炒麺みたいなものを食べる。10元。特に美味しくもないが、不味くもない。

 まだ飛行機の時間まで少し時間があるので、タクシーで小北門まで行く。28元。そこには太原の城壁が残っている。
 城壁を見た後、市内バスに乗って、空港バスが出ているところまで行く。1元。空港バスで空港まで40分ちょっと。15元。

 飛行機は18:35発だが、30分くらいの遅れで離陸。到着したのは10分ほどの遅れで21時半ごろ。しかし荷物が出てくるのが遅く、地下鉄に乗れたのは22時10分くらいだった。それでも東莞までの列車は23時くらいまでだったかなとスマホで調べると、22:40が最終だった。これでは間に合わないと諦めて、広州東駅に行くのは止めて、地下鉄を3号線から2号線に乗り換えて、広州駅へ向かう。広州駅だと朝4時過ぎに東莞に向かう普通列車があるし、乗合タクシーの呼び込みもしている。広州東駅でもあるかもしれないがよくは知らない。
 ただ、地下鉄の冷房に当たったためか、また腹痛の波がやってくる。広州駅まで何とか持ちこたえ、急いでバスターミナル近くのマクドのトイレに入る。間に合った。しかし、自分がトイレから出た後、店員によってトイレの鍵をかけられる。
 トイレだけ借りて何も食べないのもなんなので、ジュースとチーズバーガーだけ注文。17.5元。ここは駅前のマクドで通常よりも高い。せっかくなので、日記を書いたりしてゆっくりする。

 24時前に切符売り場に向かう。途中で常平までの乗合タクシーの料金を聞くと100元だった。朝4時過ぎの列車の切符は問題なく買えた。31.5元。


30日目 早朝に帰宅

 4時までどうしようかと駅前をぶらぶらと歩く。李先生に入ってビールを飲みたいけれど、お腹が心配。ケンタッキーに入り、お粥を食べる。9.5元。少しゆっくりするが、ケンタッキーの冷房はよく効いており、お腹が心配だったので外に出る。売店でペットボトルの紅茶を買う。5元。
 ぶらぶら歩いてみるが、やはりまたお腹の波が来たため、またケンタッキーに入るが夜中はトイレは使えないようだった。外の公衆トイレは開いてるみたいだけど、汚そうなので我慢する。それにしてもケンタッキーには何も注文せずに時間を潰してるだけの人がたくさんいる。トイレを使えなくするより、こういう人を排除したほうがいいと思うんだけど。

 もう駅の待合室に入ろうかなと思ったが、駅は0時から3時半まで閉鎖されるようだった。切符売り場も閉まっていた。仕方なく外で待つ。お腹さえ痛くなければ、これくらい何ともないのに。
 しかし、またお腹の波が来たため、仕方なく公衆トイレに駆け込む。想像していたよりは汚くなかった。

 深夜の広州駅前の広場。
 深夜なのに新聞を売る人がいて不思議に思ったが、シート替わりに使用するために購入する人が何人かいた。

 3時半に駅が開放され内に入る。列車も時間通りに乗ることができた。列車の中で少し眠り、5時20分頃に東莞東駅に到着。その列車は恵州終点だからか、ここで降りる人が多数を占めており、人の多さに驚いた。20元で乗合タクシーに乗り、6時になんとか家に到着した。

 無駄な節約をせず、広州から乗合タクシーで帰れば良かったと後悔したが、何とか帰れたので良しとする。
 とにかく眠いので早速寝ようとしたが、管理費を払ってなかったので水道を止められていた。また、シーツが湿気でじっとりしており、枕カバーはカビていた。とりあえず、シーツと枕カバーを替えて寝る。


 まとめ

  都市別の情報 「大同」「朔州」「忻州」「太原」「交城

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