ウラン・ウデ 編

中国東北・ロシア旅行 第6章


20日目 国際列車で2度目のロシアへ

 4時に起床。シャワーを浴びて出発の準備をし、5時半にチェックアウト。
 歩いて駅まで行くが、駅に着く間際で雨が降ってくる。

 国際用の駅舎に入ると、まず荷物検査。X線の機械はあるが使用せず、カバンを開けて見せるだけ。係員の人がちょっと見てすぐに終了。
 その次に出国検査。これも問題なく終了。
 それからすぐに列車に乗れる。列車はロシアの車両。写真を撮ったら武警の人に「撮っては駄目」と怒られる。
 切符をロシア人の車掌に見せ、列車に乗り込む。コンパーメントには自分一人。しばらくすると車掌が来て、チケットを渡すように言われたので、チケットを渡すとそのまま持っていかれた。

 列車はほぼ定時の7時に出発。30分もかからない内にロシアのサバイカリスク駅に到着。列車員と思われる人が入国カードをくれて、入国審査官と思われる人がパスポートと入国カードを持っていく。
 その後1時間くらい待って、さっきの入国審査官と思われる人が来て、パスポートを返してくれる。ちゃんと入国スタンプが押されている。今までの緊張が解け、ほっとする。

 そして、しばらくすると車掌が来て列車を降りるように言われる。外は小雨。時間は中国より2時間早いので既に11時。
 駅の外観は新しくきれいだが、中はまだ内装をしている途中だった。トイレは無料だった。

 駅を出て町に出てみる。線路をまたぐ歩道橋で写真を撮りまくる。中国の国門も見える。
 町は本当に田舎町で、売店くらいしか見当たらず、ご飯を食べるところがあるのかよく分からない。仕方なく売店でピロシキを2つ買う。2つで30ルーブル。中身はマッシュポテトだった。
 中国の携帯の電波が入ったので、ブログを更新してみる。すぐに通信が途切れるので時間がかかったが、なんとかアップロードできた。
 その後雨がきつくなったので、駅の待合室で待つ。

 トイレに行ったついでに駅の中をぶらぶらすると、地球の歩き方を持っている人を発見する。「日本人の方ですか」と尋ねると、「いえ、朝鮮です」と日本語で回答される。最初すぐに理解できなかったが、話をすると韓国籍の在日の方だった。
 しばらく一緒に話す。満洲里から同じ列車に乗り、イルクーツクに行くとのことだった。中国にも4回くらい行かれたことがあるということで、すごく詳しかった。

 列車は16時くらいにやっと乗れるようになった。やはり自分のコンパーメントには自分一人だけだった。列車は17時前にやっと動きだした。事前にインターネットで調べた時刻表では、出発は16:05だったので遅れていると思っていたが、車内にあった時刻表を見ると16:57発だったので、ほぼ定時発だった。

 コンパーメントの中。

 車窓はずっと草原。しかし、天気はずっと雨だった。車掌がシーツとタオルのセットを持ってきてくれる。昨日買ったカップラーメンを食べ、ビールを飲む。
 一つ目の駅で、自分のコンパーメントに一人が乗ってきた。20代くらいの女性だった。少しだけ話すが、何を言っているのかわからず。名前とヒロクまで行くということは解った。
 21時過ぎにベットの準備をして寝る。


21日目 ウランウデに到着

 6時半ごろに起きる。車内はちょっと寒い。途中で何度か目が覚めたが、そこそこよく寝た。車窓は一面森林だった。天気は晴れ。

 8時過ぎにヒロクに到着。ほぼ定時。隣の女性は降りて、またコンパーメントは自分一人になった。
 今までの金の計算とかをして過ごす。また、カップラーメンを食べたり、コーヒーを飲んだり。

 ウランウデには10分ちょっと遅れて、12時過ぎに到着。ここの時間は中国より1時間早い。つまり日本と同じ。
 事前にインターネットで調べた情報だと、2階に国際列車の切符の窓口があるらしいが、ロシア語ばかりで、どこかさっぱり判らなかった。

 事前に予約していたホステルに向かう。ほとんど迷わずにたどりついたが、ちょっと遠回りだったかも。ここは1泊650ルーブル。
 荷物を置いて、ちょっとインターネットをする。

 2時過ぎに、チベット仏教のお寺に行くために出かける。97の乗合バスに乗る。終点でお金を支払う。地球の歩き方に12ルーブルと書いてあったので、12ルーブルを渡し「OK?」と聞くと、運ちゃんがうなずいたのでバスを降りる。

 バスを降りた場所からお寺までは少し歩かなければいけなかった。近くのモンゴル系の10代くらいの若者2人組にガイドブックを見せると、山の上に登ればいいようだった。この2人もそこに行くようで、2人のあとについて行く。
 寺までの道は工事中で、砂利で覆われており砂ぼこりがひどい。車道も歩道も両方とも工事をしており、車道側を歩いていると、前の若者が突然叫んだ。前を見ると一人が穴に落ちていた。自分は唖然と立ち尽くしてしまったが、もう一人に呼ばれて近づくと、穴はマンホールで結構深く、両脇でなんとか支えている状態だった。自分も手伝い穴に落ちた若者を引き上げる。背中等に擦り傷を負っていたが、大きな怪我ではなさそうだった。よく前を向いて歩かないとやっぱり怖い。最近、スマホを見ながら歩いているので、ちょっと反省する。

 寺に入ると、8人の坊さんが読経していた。周りの人はみんな手を合わせて聞いている。寺の奥のほうを見てみたかったが、ちょっと様子を見て、自分も椅子に座り、お経を聞く。20分くらいいたが、終わりそうもなかったので、勇気を出して奥のほうを見て、さっさと帰る。いくらかお賽銭が置かれている場所があったので、自分も5ルーブル置いておく。
 帰りもまた97の乗合バスに乗る。よく見たら15ルーブルと書いている。さっきは値切ってしまった。

 ホステルに戻り、シャワーを浴びたりする。

 20時になったので、夕食のため外に出る。自分で好きな物を取って食べるカフェテリア式の店に入る。ボルシチ、ハンバーグ、ピロシキを取って130ルーブル。安い。

 その後、町を歩いたり、スーパーに行ったりする。スーパーは21時を過ぎるとお酒が買えないようになっていた。まだ、陽は沈んでないのに。
 ファーストフードの店があり、そこになぜかビールもあったので、生ビールとフライドポテトを食べる。生ビールを1回おかわりして、全部で180ルーブル。

 22時半ごろにホステルに戻るが、まだ周りの人は寝る気配ではない。写真の整理をしたり、日記を書いたりして、24時ごろに寝る。


22日目 ウランウデ観光1日目

 朝8時に起床。あまり良く眠れなかった。周りがうるさかったのもあるが、蚊に悩まされた。
 本日は郊外にあるイヴォルギンスキー・ダツァンというところに行く。まずは朝ごはん。また、昨日の夜と同じところに行く。いろいろ取って156ルーブル。

 その後、地球の歩き方に書いてある通り、近郊バスターミナルに行って130番の乗合バスを待つが、なかなか来ない。3番のバスは何度も来るが、他のバスは全く来ない。30分待っても来ないので、あきらめて長距離バスターミナルのほうへ行ってみる。そしたら、たくさんのバスがあり130番のバスもあった。

 バスターミナル。130番だけ少し離れたところに乗り場がある。

 トイレ10ルーブルに行った後、130番に乗り込み終点まで行き、そこからダツァン行きのバスに乗り換える。料金は35ルーブルと20ルーブル。地球の歩き方に書いている値段より上がっている。

 このダツァンというのはチベット仏教の寺。まだ午前中だったからか信者の人はあまりおらず、ロシア人の観光客がたくさんいた。1ルーブルだけお布施する。見終わった後、トイレ10ルーブルに行く。

 また乗合バスで街に戻る。ホステルのすぐ近くを通ったので、そこでバスを降り、ホステルに戻る。

 次はウランバートルに行こうとインターネットで列車のチケットを検索してみるが、明日のチケットはなさそうだった。バスはどこで切符を売っているのかよく分からず。
 16時頃、外に出て食事。また同じところに行く。126ルーブル。この後、一応駅まで行ってみるが、やっぱりよく分からず。自動販売機のコーヒー20ルーブルを飲んで、トイレ15ルーブルに行って、ホステルに帰る。

 その後、またインターネットで帰る経路を検討。しかし、良さげな経路が見つからず。
 20時を過ぎたので、スーパーへ買い物に行く。ビール2本とサラダを買って150ルーブルくらい。

 ホステルに戻り、またインターネット。ビールを1本飲み、もう1本飲もうと冷蔵庫を見るが見当たらない。誰かに飲まれてしまったようだった。
 また、ホステルに自分以外に一人日本人がいた。英語もロシア語も非常にうまく、日本人だと思わなかった。話をすると色々と凄い人だった(どう凄いかは書ききれないので省略)。こういう人もいるんだと改めて思う。

 1時ごろまで話をして、周りが寝始めてたので寝る。


23日目 ウランウデ観光2日目

 朝7時半過ぎに目が覚め、スマホで列車のチケットを検索する。すると明日の列車が3席空いているようだった。
 準備をして駅に向かう。8時半ごろに駅の国際切符売り場に到着するが、ちょうど閉められてしまう。8時半から20分間は休憩のようだった。しばらく待って再開したところでチケットを購入。問題なく買える。3425ルーブル。バスは1400ルーブルらしいが、列車の方が記念になりそうなので。

 帰りにまたいつものところで朝ごはん。64ルーブル。

 ホステルに戻り、もう1泊延長できるが聞いてみると駄目だった。早めに言えば良かった。しかし、同じ経営らしいRooftop Hostelというところなら空いているらしい。11時半までインターネットをして、もう一つのホステルに移動する。場所はすぐに判るが、場所はアパートの7階で最上階。エレベーターがないので登るのが大変。それでも、景色はすごく良い。1泊600ルーブル。

 その後、インターネットで今後の経路を考える。

 14時半ごろに外出。ホステルから歴史博物館が近かったので行ってみる。4つコーナーがあり、1つのコーナーは現在見られないらしい。自分は仏教美術のコーナーだけを見る。120ルーブル。280ルーブルで全部見れるとのこと。

 その後、またいつものところで昼ご飯。168ルーブル。

 その後、クレジットカードで4000ルーブル下ろし、スーパーで買い物。1530ルーブル。土産としてチョコレートを大量に買う。広東に帰るまでに溶けなければいいが。他、ビールやサラダ、明日の列車内のためにパンを買う。

 ホステルに戻り、またインターネットをしたりする。
 20時ごろにシャワーを浴び、後はビールを飲みながらインターネット。今後の経路を考える。太原から広州への飛行機が安い。太原の近くで前から行きたかったところがあったので、いろいろと調べる。3本買ったビールを全て飲んでしまう。
 23時ごろに寝る。


 第7章へ続く

国境越え
 満洲里からの国境越え

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