河北省 石家荘市 正定県
2008年4月
街が城壁に囲まれており、その中には多数の寺院があり、なかなか見ごたえのある観光地です。入ってませんが趙雲廟という三国志関係の見所もあります。
ただ、城壁は風化しているためか、単なる土盛りのようになってます。東側は見てないけど、たぶんそんなに変わらないと思います。
あと、主な観光地に入れる通票(共通チケット)60元があり、安上がりで便利です。
南城門から見た町並み。塔がたくさん見えます。
【観光】
○開元寺
通票で入れます。正定の寺院にはそれぞれ違った形の塔があり、見て回ると楽しいです。ここの塔は須弥塔といい、西安や雲南省にある塔に似てます。
他に、市内の道路で見つかったという大きな亀の像が展示されてます。碑を背中に背負ってるやつ。
○臨済寺
通票では入れません。入場料8元。ここの塔は澄霊塔といい、中国の東北地方によくありそうな形です。
名前からして臨済宗関係らしく、日本の坊さんも来ているようです。
○広恵寺
通票で入れます。寺自体は既になくなっており、塔だけがあります。この塔は華塔といい、上部はたくさんの像が彫られており見ごたえがあります。そこのとこまで登ることができます。
○天寧寺
ここも通票で入れます。登れたと思うが、さすがに疲れてやめたような気がします。
○城壁
南城門(長楽門)。通票で上に登れます。
日本軍が占領したときの写真が展示されてます。お決まりの日本兵が万歳してる写真。
城壁の上から見ると、この門も瓮城となっていたのが良くわかります。
南城門から延びる城壁。ほとんどただの土盛り。
西門。城門にはしっかりとレンガが残されている。
いちおう瓮城の跡があるが、ほとんどなくなってます。
朽ち果てた城壁。
○隆興寺
ここが正定観光のメインになると思います。通票で入れます。
監視人がいたので、その人の死角となるところで写真を撮りまくりました。
大悲閣にある千手千眼観音大仏。大きい。2階にも登れるので、腕を間近で見ることができます。
